漢方相談・不妊・更年期 漢方薬局綾心 漢方薬膳カフェファルマシー 名古屋市中区

漢方薬局 綾心
綾心
がんの中医学ケア

中西医結合で
 一人ひとりに
  寄り添います

中医学と西洋医学の融合を中西医結合といいます。
診断を西洋医学で、治療は西洋医学と中医学の両方を合わせていくという考えです。

がん治療は特に中西医結合が進んでいる分野だと思います。西洋医学の発展が伝統ある中医学で支えられたらと願います。

それぞれの特徴を知り、適切に対応していくことが良い治療結果に繋がります。

西洋医学ケア


がんはCanser(大きなカニ、かに座)と英語で書きます。
がん細胞がカニの足のように細胞に食い込んで、増殖していくので、カニのようなゴツゴツした腫瘍であるのも関係するともいわれます。
漢字の“癌”は岩のようにゴツゴツした表面であることから派生したようです。

がんの特徴

①がん細胞は不老不死の細胞

アポトーシスという、自然死があることで、通常の細胞増殖は限りがあります。
しかし、がん細胞は制御されず増殖し続けます。

②がんは数年かけて発病

がん化は遺伝よりも生活環境によることが多いといわれます。
生活環境による細胞への刺激が長く続くことにより、遺伝子の変化がおきてくるため、細胞の核のDNAが変化しがん化するとされます。
1個のがん細胞から1gの重量になると直径1㎝くらいで、1億個の細胞になりMRIやCTなどで確認されます。
1㎏くらいになると、1兆個のがん細胞に、1㎝くらいになるまで10~20年かかるとされ、1㎝からは急激に変化、10㎝まで1~5年で大きくなります。

③がんの浸潤・転移

がん細胞は浸潤して、血流やリンパの流れに乗って、体に散りばめることが転移です。
がんは正常細胞に浸潤するため、圧迫や閉塞、出血、疼痛があることで発見されることがあります。
また、増殖や転移により、がん細胞も栄養が必要になります。
栄養を体から吸い取っていくため、悪液質という状況になり体重減少が出てきます。

④がんの早期発見は大切

早期であれば根治を目指せるからです。根治には手術が第一選択になります。
がんのマーカーが正常化、腫瘍の消失ができれば幸福ですが、一度がんと診断されたら、一生付き合っていくことが多いです。

⑤がんの治療

がんと診断されたら、まずは局所治療が可能な範囲かどうかを見極めます。
局所治療は手術か放射線治療のことです。
放射線療法は体外から放射線を照射する場合と、体内に放射線物質を留置して、局所に集中させていく方法とあります。
局所治療だけでは、がんの進行が防げない時は全身治療となります。
全身治療は漢方薬をはじめ、抗がん剤や分子標的薬や免疫療法、ホルモン療法があります。
全身治療とは延命や緩和が目的です。
局所治療と全身治療を合わせていく集学的治療が一般的です。

中医学ケア


中医学はがんと診断後は免疫調整や副作用軽減のための対策があります。
またがんにならないための養生や体質改善の考えがあります。

がんの治療のサポート

①手術の前後は中医学ケアでサポート

一般的に手術前は免疫力を高め、がんの進行や再発を緩和する目的で漢方薬や健康食品を選択しています。
手術前はとても不安が強く、手術に耐えられるような体つくりが必要です。
手術後は機能や体力の回復ができるようにしていくことを目的に体質や不調に合わせていきます。

②放射線療法の被爆による組織の損傷(やけど)の回復

放射線はいわゆる”やけど”による皮膚粘膜や組織の障害と、被爆による骨髄の障害を起こします。
漢方薬では放射線を”熱毒”による気血水の損傷として、症状に合わせて選択します。

③抗がん剤の副作用を軽減

細胞毒性がある抗がん剤は、がん細胞の増殖を抑える目的ですが、新陳代謝や細胞分裂が早い組織(骨髄、皮膚粘膜)も損傷されやすいので、その副作用で脱毛、末梢神経障害、疼痛、皮膚障害など相当に辛い治療だと思います。
副作用は心・肺・腎・肝臓・膀胱へ、また手足の皮膚や末梢神経の末端まで影響していきます。
漢方薬はこれらの副作用のそれぞれに対応し軽減を目指し、病院治療の継続を支え、効果を上げる目的で併用されます。

副作用の症状に対応する漢方薬について

①骨髄抑制

気血不足として補中益気湯十全大補湯人参養栄湯、不眠や出血傾向を伴う場合は帰脾湯(心脾顆粒)などが臨床ではよく使われています。
中医学では骨髄は腎精(生命エネルギーの源)から作り出されるとして、腎精不足を補う漢方薬の参茸補血丸が選択されます。

②嘔吐

胃の寒熱を見分けて対応します。
激しい嘔吐や治療のストレスからの反射的に嘔吐する場合、ストレスによる胃の不調(肝気犯胃)として対応します。
激しい嘔吐は胃熱があり温胆湯、水様の嘔吐は胃寒があり半夏厚朴湯六君子湯(健胃顆粒)、ストレスの大きい肝気犯胃開気丸など、嘔吐や下痢に半夏瀉心湯などで対応します。

③口内炎

急性なら心・脾(消化器系)や肝の熱として清熱の漢方茶の五涼華茶・白花蛇舌草茶瀉火利湿顆粒を選択します。
長引く慢性化した場合は陰虚火旺の漢方薬の瀉火補腎丸などで対応します。

体質は漢方面談の上、判断させていただきますので、初回の漢方相談は30分~1時間くらいかかります。

発がん・転移・浸潤を防ぐための漢方養生

①気虚が発がんの基礎と考える

中医学で正気不足が発がんに繋がると言われます。
正気とは、人間の生命活動を支える気のことで、
正気が不足(気虚)すると、邪気が入りやすくなるとしています。

正気が弱り邪気が入ると、五臓六腑(臓腑)機能の低下にも繋がります。
臓腑機能が低下すると、気血水の生成や運行の低下となり、病理産物の痰湿・瘀血が発生して、ガンの発症と増殖や転移へと繋がっていきます。

数十億個の細胞の人体は、細胞分裂の際に遺伝子変異などのエラーが出て当然ですが、正気(がん化を阻止する能力)ががん化能力(邪気)に負けることで細胞のがん化が進んでしまうと考え、”がん毒”を解毒し排泄する力が低下すると、邪気を溜まらせてしまいます。


②気虚の原因は加齢と過労、ストレスによる消耗

加齢が免疫機能の低下につながることは良く知られています。
異物を認識して異物に応じて攻撃方法を記憶する免疫の仕組みを獲得免疫といい、その能力は40歳以上で急激に低下します。
風邪をこじらせたり、治りにくかったりするのはそのためです。
 
気虚になると、疲れやすい、だるい、風邪をひきやすいなどの症状が出ます。
「かぜは万病のもと」、確かに免疫低下により、かぜが引き金で病気になります。
 
正気を補い、邪気(がん毒)を出す扶正袪邪の生薬では、霊芝が有名です。
霊芝の研究の中で、抗がん作用が有名です。

③がん化のプロモーターになる慢性炎症を防ぐ

がん・感染症以外に糖尿・高血圧・高脂血症の生活習慣病も内臓の慢性炎症を起こします。
慢性炎症の末に発生するものは、「痰濁・瘀血」です。
「化痰・活血」は“がん毒”を解毒できる体をつくるために必要な対策です。
 
がんにならない養生法は、それぞれの体質を知り、年齢に合わせて対応していくしかありません。
 
ご自身の生活の中でがん化になるきっかけが見つかれば中止して、気虚を補う食事睡眠、化痰・活血にもなる運動は、養生の三原則。
 
正気を高め、邪気を寄せ付けないために、気虚の改善、痰濁・瘀血の除去が大切です。

免疫調整に良い生薬・健康食品

シベリア霊芝(チャガ)

原料
ロシアの白樺に生えるキノコで「シベリア産の霊芝」と言われ、和名は「カバノアナタケ」です。白樺に10~15年寄生し、樹皮を破ってコブ状の黒い菌核となり白樺のエッセンスをぎっしり詰め込み1個が数㎏に達し、最終的に白樺を枯らしてしまうほどです。

作用
中医学でチャガは4つの作用があるとされます。
・気力を補い、胃腸の働きを高める
・肺と腎の気を補い、腰や膝のだるさ、めまいなどに
・炎症、内分泌の失調による腫れ・しこりをとり、毒を出す
・血行改善し不要な水を出すため、胸水・腹水・むくみに
中国では高脂血症や高血圧の低下、ロシアでは抗酸化作用の報告もあります。

散積宝

原料
龍葵、半枝蓮、白花蛇舌草などの清熱解毒、利水消腫の生薬で慢性炎症や腫瘍ケアに良く使われています。他に五臓を補い、精神安定、正気を補い邪気祓いをするとされる御種人参などの補気の生薬を含み、「扶正袪邪」の生薬をバランスよく組み合わせたもの。

作用
正気不足で邪気の影響が強くなると慢性炎症となり、病気へ進展します。慢性炎症は数ヵ月以上続く“くすぶり型”の炎症で、マクロファージがサイトカインなどの炎症物質を活性化し、中医学で瘀血、熱毒、痰湿など産生され、細胞の変化やがん化へつながるケースもあります。清熱解毒、化痰活血の方法で炎症を抑え、血管や臓器を守り、病気へ繋げない、悪化させないようにします。

青海冬夏泉

原料
冬虫夏草、人参、枸杞子、蜂蜜含有。青海省医薬管理局推薦。
冬虫夏草とはコウモリ蛾の幼虫に冬虫夏草菌が寄生したもの。立夏前後の短い期間で採取され、昔から高貴・高価な生薬で不老長寿の生薬として重用されてきた。滋養強壮の人参、補肝腎の枸杞子を配合し飲みやすい液状のもの。

作用
冬虫夏草は血管拡張作用や血流量増加、細胞への酸素供給を高め、ミトコンドリアの性能活性、ATP生成功率を上昇させた、細胞のアポトーシス(細胞死)を誘導する働きが報告されている。肺と腎の双方を強化し、免疫調整や滋養強壮により長寿の高貴薬とされている。

カタライザー21

原料
約30万年前の海底であった場所が、海藻、魚類、塩分などを閉じこめたまま地殻変動により海底が隆起し、長年の歳月で発酵分解を繰り返し作り出された物質から糖鎖栄養素が抽出される。ミネラルやナノ単位の物質が含まれ、特に注目されている。天然の状態で8種の単糖類がすべて含まれることが特徴。

作用
8種の単糖類(グルコース、ガラクトース、マンノース、フコース、キシロース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミン、シアル酸(N-アセチルメイラミン酸))が鎖状の糖鎖を構成。細胞表面に産毛状のように存在し、アンテナの働きをして細胞同士の連携、情報交換をしています。この働きができない時に免疫機能や恒常性が失われ、病気へと進行していくとされます。細胞を守り自然治癒力を活性化する糖鎖栄養素抽出液の九州大学院で研究された論文があります。

コラム掲載中

綾心の漢方相談

綾心では、対面での漢方相談を受け付けております。
現在のお悩みや生活についてお伺いし、
生活習慣のアドバイスや漢方による改善のお手伝いをさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄4-15-23
ライオンズマンション久屋公園109
TEL : 052-242-1558
営業時間 火~金 / 10:00~18:30
土曜日 / 10:00~17:00
定休日 日曜日・月曜日・祝日
X
facebook
Instagram
note
©株式会社綾心
来店予約・お問い合わせ
初めての方LINE
来店予約・お問い合わせ
初めての方LINE