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中医学で女性は7の倍数で変化するとされ、21~28歳までに結婚出産の適齢期、35歳より腎の衰えが出て、42歳より更年期の心配が、平均すると49歳頃より閉経の兆候がみられると言われます。最近は35歳くらいから妊活の漢方相談が増えています。私の母の世代は、昔の教えの通り、適齢期に結婚出産と進んで元気な60代を迎えています。親が元気なうちに孫を見せたいという願いはいつの世代も同じです。養生や心持ちも、願いを叶えるために大切なこと。今の養生は、元気な更年期や老年期を迎えることに繋がり、“備えあれば患いなし”なのです。この長い目で見るという感覚を、最近は失いかけているように感じます。漢方は未病を治すもの。予防して、整えるという考えにより、悩みが少しずつ軽くなっていきます。
人事を尽くして天命を待つ。体質改善のための努力は、人事を尽くすことだと考えます。
漢方薬を始めるに当たり、食事睡眠などの生活が変わると、考えや捉え方が変わり、人生を自分で変えるきっかけになると考えます。
「漢方薬を始めて、体調が整い心も楽になったら授かりました。」など、妊娠のご報告を受けます。本当に嬉しいです。これこそ漢方薬を継続された賜物だと思います。
統計を取ってみると、漢方を継続されて1年以内に妊娠されることが多いのです。時には3ヶ月以内の方も、1年以上かかる方もいらっしゃいます。妊娠は努力だけでなく、お子さんとの縁もありますから、心の安定と体づくりが妊娠に繋がることを、皆さん良く理解されています。体が元気になると、自分の力を信じることができ、そうした頃に妊娠されるように感じます。しかし己を信じることほど、難しいものはありません。体調が悪いと、己のことを信じることが出来ず、不安に苛まれます。からだつくりを地道にすることが己を信じるために必要なことです。
食事・睡眠・運動を整えていくことが、体つくりの基本。分かっていてもできないから、なりたい自分へ到達できない。努力が実を結ぶと、目標達成となりますが、努力しているのに、達成できないと嘆き、気持ちが折れそうになります。結果が出ないと感じているときには、まだ日常に落とし込んでいないのだと。当たり前にできてこそ、習慣になり、身を結びます。日々の積み重ねが自信になります。これは、結果を急ぐ現代人には難しいようで、漢方薬も継続があってこそ、結果を得られるのですから、ここをよく理解していただくアドバイスが大切だと思い、ご相談をさせていただいております。
妊娠に導くからだ作りを心身ともに、サポートしたいと考えております。

妊娠準備の症例紹介LinkIcon

40代でも出産できる体つくりをしたいと、ご相談にいらっしゃる方が増えています。
私自身も妊活を始めたのが、42歳ですから、7の倍数の変化からすれば、かなり遅いスタートです。
しかし、晩婚のこの時代、妊娠したいと思ったときが妊活スタートになるのですから、遅くてもそれはそれでスタートを切れます。ただ年齢と共に狭き門となりますから、このことは認識が必要です。

では、どのようなことを始めて行けば、元気な卵子を作れるのでしょうか?
1、年齢による酸化ストレス(活性酸素)から卵子を守る
2、卵子の細胞内のミトコンドリアの生産能力を上げる
3、卵子へ十分な栄養補給、卵子を取り巻く環境の改善

現代社会は、ストレス社会です。女性が責任のあるお仕事をフル回転で頑張っている限り、そのエネルギーは妊娠へと注がれにくくなります。若い方は、妊活や仕事も平気でこなせるエネルギーを持っていますが、年齢とともにエネルギーが低下します。その上、キャリアがあるために、重要なお仕事でストレスが溜まっている状態です。
漢方では、「精」は生命エネルギーの源とされます。この「精も根も尽きた」くらいお仕事や生活にエネルギーを消耗し過ぎている方は、きっと精が不足しています。
また、酸化ストレスは体のサビのもととなる活性酸素が増えて、年齢でもサビが増える上に、ストレスでサビが増え、卵子はとても元気がない状況になります。
卵子を元気にするためには、上の3つのことを考えます。
エネルギーはATPという状態で使われます。ATPは細胞内のミトコンドリアで作られますが、同時に活性酸素ができてしまいます。
この活性酸素はサビの元となるため、活性酸素を消すことが、卵子がサビない、アンチエイジングのポイントです。
活性酸素を消す働きを持つ抗酸化物質を、細胞内まで届けるには、どうしたらよいのでしょうか?
そのために卵巣内の血流改善や環境つくりが大切です。
同時に、ご主人の体調を良くすることも大切です。
精子も同じく、酸化ストレスに弱くなります。卵子も精子も元気な状態にしていくことが大切です。

このことを念頭に、漢方相談を行っています。体質は皆さんさまざま。状況をしっかり把握して、病院の検査データも参考にして、漢方相談をさせていただきます。