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季節に合わせて色々でてくる体の不調や症状。
そんなお悩みにコラムとして綴ってます。

PMS「月経前症候群」には漢方薬がお得意です

2014年11月5日

PMS「月経前症候群」は月経周期に伴う諸症状をいいます。

 女性の体は月経により健康状態が分かるのですが、反対に月経によって生活が揺さぶられることもあります。
 月経前2週間は、高温期ですが、この時期から月経前緊張症が現れます。
例えばイライラする、下腹や胸が張る、便秘、肌荒れや頭痛、むくみなどです。

 すべては女性ホルモンの仕業のようですが、ホルモンのみならず根本には体の何らかの素因がありそうです。

 「血の道症」は月経や妊娠や更年期に伴う症状をいいますが、この言葉に集約されるように、女性は「血の巡り」がキーポイントといえます。
 血液の貯蔵庫といわれる肝臓は、貯えが多ければ問題がないのですが、少なくなるとトラブルが起こります。
ちょうど銀行の預金が少ないと、これからどうしようと不安になったりイライラしたりするのと同じように情緒不安になります。
つまり月経前は子宮に血液が送られるため肝の血液不足に陥ることにより症状を招くのだといえます。 貯えが少なければ「血の巡り」が悪くなり、よって「気の巡り」も停滞し、胸が張ったり、むくみや便秘も招くといった具合です。

 体の中で起こっていることがわかってきたら、根本的に治療ができます。まずは、肝の材料の血液を増やすことが、大切です。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は、女性の宝といわれる当帰を70%も含み、血液を増やす流すという作用があり、女性の方には基本の処方です。

肝の働きを上げて気血の巡りを整える逍遥丸(しょうようがん)を使います。のぼせやほてりが強い方は加味逍遥散(かみしょうようさん)ですっきりします。これは月経前にニキビができやすい方にも使われます。

情緒不安で落ち込んで泣けてくるようなら甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)を。
反対にイライラして八つ当たりするようなら抑肝散(よくかんさん)を使います。
まずはご相談を。
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