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季節に合わせて色々でてくる体の不調や症状。
そんなお悩みにコラムとして綴ってます。

風邪・インフルエンザは漢方で先手必勝!

2014年9月11日

鳥インフルエンザ、SARSさらに、新型インフルエンザなどなど人類に危機感を匂わせます。
身近なものでカゼも、ウイルスが人に侵入することで病気を引き起こすものです。

中国医学では、人体を取り巻く外界に存在する病因を外因といいます。カゼやインフルエンザなどのウイルスや、病原微生物もこの外因に含まれます。

自然界では、風、寒、暑、湿、燥、火(熱)という6つの気象を「六気(ろっき)」といいます。病気の発生原因となる場合を、「六淫(ろくいん)」と呼び、人を侵す邪気(じゃき)を「六邪(ろくじゃ)」といいます。風邪(カゼ)は六邪の一つに挙げられる時、風邪(ふうじゃ)と呼びます。

「風は百病の長」といわれ、他の邪気を引き連れて侵入してくる悪役のリーダーです。風寒、風熱、風湿というように、ほかの悪役(邪気)を巻き込んで人体に入って悪さをします。

風はよく動きよく変わる性格がありますから、突然発症し、症状の変化も激しい特徴があります。悪寒や頭痛、鼻水、関節痛などが刻々と変化します。痛む場所が変化するのも特徴です。

寒気がすると思えば関節痛や頭痛がして始まるカゼは、風寒の感冒といい、体を温めて毛穴を開かせ、少し汗をかかせて治します。「葛根湯(かっこんとう)」はこれにぴったりの処方です。

また、喉の痛みや腫れ、熱の症状があれば、風熱の感冒です。原因のウイルスは病毒で、解毒作用のある「銀翹散(ぎんぎょうさん)」があります。
さらに解熱、抗炎症作用のある羚羊角というカモシカの角を加えて作用を強化した「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」で先手必勝を目指しましょう。
引き始めが肝心です。このときに手を打たなければ、どんどんウイルスは増えていきます。
実は、中国でSARSが流行した時、中国政府からウイルスに有効な生薬として挙げられたものを多数含む処方です。

まずは予防が一番です。「うがい・手洗い・板藍茶(ばんらんちゃ)!」
板藍はホソバタイセイの根で、抗菌抗ウイルス作用を持つとされ、中国ではSARSや豚インフルエンザの対策の漢方として有名です。
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