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季節に合わせて色々でてくる体の不調や症状。
そんなお悩みにコラムとして綴ってます。

ストレス病・不安感は心と肝の栄養不足から

2014年4月5日

誰でも、無気力で気分が落ち込むことが時々あります。心がざわついて眠れない、どきどきするなどの併症を伴うことも。  
原因は心の栄養不足。

「心蔵神」といわれ、ここでいう神は大きく神経の機能活動を指し、心臓に管理されていると考えられています。
心臓は脈を打つポンプだけでなく、血液も精神も養っています。

 精神と関係が深いもうひとつの臓器は肝。
 「肝主謀慮」つまり、中枢神経系の活動と関係が深いことを示し、肝は感情では、怒りをつかさどり、精神的刺激を受けたときは、イライラしたり、頭が締め付けられるような症状も。

現代は、うつ病を脳の病気と捉えています。
脳の神経伝達物質といわれるノルアドレナリンや、セロトニンなどの増量を図る薬が主流となっています。薬の効果が出るまで時間がかかり、回復し始めても急に中止することで副作用が出やすいなどにより、薬漬けになることも。

中国医学でうつ症状を改善しようとする時、心の病と中枢神経の活動の不調と捉えますから、内蔵でいえば、心と肝の手当てをします。

「心神不安」つまり精神不安定は、虚証型と実証型に分けられます。
虚証型とは不足や衰弱を示し、思い悩み過ぎや大きなショックで、心や肝が消耗されて栄養不足となった状態。

反対に、実証型とは過剰や興奮状態で、いらいらや強いストレスにより心が乱されて狂躁や怒りっぽいなどの症状が。

虚証型の心神不安には、栄養をつけることが原則で、帰脾錠(きひじょう)や酸棗仁湯錠(さんそうにんとうじょう)、天王補心丹
(てんのうほしんたん)、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)などを用います。

実証型の場合は、瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)や柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などを用います。いずれも、専門家と相談の上で服用ください。
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