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さまざまな生活習慣の中で一番継続してきた癖が出てきます。良い癖ならまだしも、悪い癖を治すには、心から納得して、変えたい意志が芽生えて、それを継続する根性が必要です。
食事・運動・睡眠などの個々の生活スタイルの中で、食事・運動の習慣を整えることに注目して、難しく考えすぎず、三日坊主にならない方法を考えてお話します。
生活習慣病は、欧米の食習慣が一般家庭に普及してから始まりました。朝食がパンというご家庭が増えました。パン食であれば、ほぼ乳製品や甘い糖質の多いものを合わせたレシピとなります。つい高脂肪・糖質過多の食事になりやすいと言えます。
最近は麹などの発酵食品が注目されて、和食が世界的に見直されています。やはり、伝統食は、身土不二の考えから、日本人の体にぴったりの食習慣です。ただ、手間ひまがかかるのが難点。ここで私はこの手間ひまが運動になると考えます。ハイテク家電で徹底的に家事労働時間は短縮して、運動量がほとんどありません。ここでやはりこの手間ひまに、少し心を向けてみると運動量が増えてきます。家事だけでなく、車社会で歩かないということも。時間に少し余裕をもって、散歩することは、気分転換と運動も兼ねています。どうしても忙しいから、食事が遅くなるという方も、出来ることから改善することを見つけ出し、アドバイスをしています。
生活習慣病と言われる高血圧・高脂血症・糖尿病は、すべて血行不良の状態で、中医学では「瘀血(おけつ)」といいます。「痛む・しこる・黒ずむ」が瘀血の三大症状。痛みは肩こりや頭痛、腰痛、末しょう神経障害など。しこりは、肩こりから筋腫や癌などの腫瘍も含みます。黒ずみは、生理の血色が暗く塊がある、目の下のクマ、顔色のくすみにあたります。漢方相談の際に、上腕に撒いて測定する血流計や、指先の毛細血管を顕微鏡で直接観察する血管測定などをして、瘀血の実情を目で確認していただいています。血管は語る、隠しようのない事実が出てきます。
ストレスがある方では、血流計の末梢血管の抵抗値が高く出てきます。
また、毛細血管を観察する顕微鏡でみると、本来ならまっすぐに伸びて、爪の根元でUターンしたヘアピン状の毛細血管が、歪みやネジレがあったり、縦の血管から横道のバイパスができていたりしています。もちろん、食事や睡眠の状態が反映されます。事実を突きつけられると、改善するしかありません。快食・快眠・運動で活き活きした血流を目指し、漢方薬と合わせて生活習慣病対策を体質改善から根本的にしていきます。